野球教室からバレーボールを考えてみる

こんにちは。

ヤオトモです。

 

今日は仕事の一環で野球教室と交流試合の運営を行っていました。

 

元選手の豪華講師陣が少年団チームに指導した後、試合をするのですがヤオトモは主に下っ端業務だったので、合間合間に野球教室を見学していました。

 

印象的だったのは、スポーツトレーナーさんのお言葉。

「身体を上手に使う事は、みなさんの土台になります。三角形をイメージしてください。この土台の上にスキルが積み重なって山が出来ます。今はまだ山が小さくても、地道にこの土台の部分をコツコツ大きくしてください」

うろ覚えですが、この方は投手陣の指導担当でしたが立ち幅跳びの動きやリズムに合わせたラダーを用いるステップなど、スポーツの土台となる部分のドリルを行なっていました。

この考え方は、高校バレーボール界の名将小川良樹監督(下北沢成徳高校)の「体技心」に通ずるものがありますね。この考え方は僕もとても大切にしているもので、部活でもスキルやメンタルで悩んでる後輩へはとりあえず「筋トレやってみたら?」ってアドバイスを送ってました。

 

実際に僕は体技心を実践してみようと、大学時代はリングジャンプと筋トレを試して跳び方を変えて、到達点を高校の時から最高で10cm上げました。しかし難しいもので、これは中々プレーの中で成果を感じるまでには至りませんでした。

身体全身を使ってでボールを打つ、いろんなリズムでジャンプする、色んな跳び方で跳ぶなど身体操作の土台が小さい為に、せっかく身につけた「高く跳ぶ」というスキルを活かす事ができませんでした。

体の部分を良くする、となると多くの人は僕と同じように筋トレをまずやると思います。でも競技をする上で重要なのはその体をどう使うかです。

体を上手く使うことが出来る人が、筋肉を大きくしてパワーの最大出力を上げる事でより大きな力を使う事ができるんです。

体技心の考え方は好きですが、厳密には体の中に「身体操作>筋肉量」という構造がある、とこの経験から考えています。

 

そしてこの身体操作の部分は恐らく小学生から中学生くらいまでの「ゴールデンエイジ」という期間にどう過ごすかが重要なのだと思います。これを過ぎてからだと中々難しいのが身体操作の成長です。

 

今日野球教室で教わってた子たちはラッキーだったなーとか思いつつ今日は疲れたので寝ようと思います。

 

ご愛読ありがとうございました。